新規のお客様候補と無料面談をやっている時に強く感じることです。
"やらない人”とは、3回の無料面談内に結論を出せない人のこと、オレ流ですが…。
1回につき1時間半程度のセッションになるにも拘らず。
やらない人の共通点は3つ。
①自分事として考えられない。
②思いよりも方法論が先にある。
③能力×熱意×考え方の方向がズレている。
面談の最初に聴くのは、その人が今まで仕事をして来た経緯と背景です。
そこを知らずに、今抱えている問題や課題の本質は理解できないからです。
途中で質問を挟みながらなるべく詳しく聴きます。
次に、抱えている問題や課題を解決するにはどんな思いで取り組んだら良いか考えてもらう、長期的な視点で。
ここで解決策にいったら表面的な一時凌ぎの策になるのが目に見えているから。
その上で、言語化して来なかった自分の思いを書き出してもらいます。
形式はどうでもいいんです。
箇条書き、メモ書きでも十分。
そう、これがクレドの原型になるのです。
すると、この段階でやる人とやらない人の特徴が出ます。
やる人は、強く思っていることが何回か重複して言葉に表れます。
それがキーワードです。
どんなことを大切にしているか、価値観も読み取れます。
逆の人は、思いよりも方法論に目がいきます。
あり方がない状態でやり方を考えるので迷いますね。
出て来たものを文章として整え、イメージを確認してもらうのは僕の役目。
感性を使わずに思考に偏っていると、ピンと来ないようです。
表面では理解している口ぶりですが、ただ合わせているだけというのがハッキリわかる。
感情に敏感なタイプは、例え最初はしっくり来なくてもキーワードを拾っていけば自然に気づきます。
やらない人はできない理由を述べ立てますが、その傾向も出て来ますね。
困っているのに自分事として捉えられないのでしょう。
3回のセッションの途中で観えて来ちゃうんですね。
「あ、この人はうまくいかないだろう」とか、「今の自分の力ではこの人に十分貢献できないだろう」とか。
やる意思決定をする人の場合は、「もっとこの人の力になりたい」という気持ちが自然に湧いて来る。
これ、自問自答してみました。
「自分は契約してもらえたからご都合主義でそう思えたのか?」と。
明らかに違いますね!
"最高の仕事をするには最高の顧客を選ぶこと”
なるべくそう思える人と仕事をすることが自分の能力を十分に発揮し、さらに成長に繋がること。
ここから学びました。
そう思えないケースでは、ハッキリと断らないけれど、ぼかして先送りします。
「いつか必要と思ったらまたお声がけください」
オファーが来ることは二度とないでしょう。
今やらない人はずっとやらないから…。
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