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  • 執筆者の写真竹内 明仁

〜これから大切にしたい経営スタイル〜

ズバリ、本来の日本型経営システムに戻すことだと思います。


では、日本型経営とは?

手本になるのは江戸期の商家。

丁稚に仕事だけでなく読み書きやマナーも教え、人格形成の手伝いをしていたあの頃です。

社内に寺子屋があるイメージ。

丁稚を社員と置き換えれば、上司や経営者は教師としての一面も持つことになります。

ここが、商人道における人が育つ環境づくりと言ってもいいかも知れません。


「経営者は教育者でなければならない」

伊那食品工業の塚越最高顧問の言葉。

現に同社では、人格形成に『教育勅語』を使用していると言う。


その『教育勅語』は、戦前までは日本人の精神修養の中心だったもの。


・約束事を守る

・父母に孝を尽くす

・兄弟は仲良くする

・夫婦は協調

・友達は信じ合う

・人を敬い、礼儀正しく丁寧に

・自分には慎み深い態度を持つ

・誰かれとなく広く人々を愛する

・学問を修める

・業務を習う

・知能を伸ばす

・徳性と能力を磨く

・進んで公共の利益に奉仕する

・世の中の務めを果たす


といった人の守るべき多くの徳目が盛り込まれていました。


できているかどうかは別にして、これらを普段考えることがあるかどうか。

ここがスタートライン。

実際に行動に移し成果をあげている会社もあります。

そう、伊那食品工業さんです。

48期連続増収増益増員という偉業がその証拠。

この例から学ばなければならないのではないか。というのが自分の思い。


米国の占領政策により姿を消した形の『教育勅語』だけにこだわる必要はないと思います。

ベースは神道、仏教、儒教を独自にアレンジした日本精神だから。

ただ、その復興は待ち遠しいところ。


今は、米国型経営をそのまま取り込もうとして機能不全に陥っているのが大企業。

20世紀前半に生まれた経営スタイルをずっと続けているのは中小企業。

多くはどちらかに分類されるのではないでしょうか。


今こそ"和魂洋才”の時と感じています。

海外から輸入したシステムに日本人の魂を吹き込む。

そうすれば、日本流の経営システムになるはず。

かつて仏教や儒教も国本来の神道と結びつけることで馴染むものに変えて来たように…。


だから、人を導く立場にある人は日本人精神を学ぶ必要があることに繋がるわけです。

教え方は変わっても、森信三先生のような教師役が企業経営に携わるのが"風の時代”

最初は内部からの変革に無理があるならば、外部に協力を頼んで入ってもらうのもありです。

どの風を選ぶかという経営システムの枠組みよりも、前に進むための推進力としての精神の帆の張り方に注力したいものです。


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