昨日MBA型経営は人格磨きには力を入れていない旨を書きました。 米国型経営は、細部に渡る仕組み化と論理によって回っている面が強い。 だから「誰が言うかより何を言うか」
日本人はその逆。
であれば、経営者は自らの人間的成長に目を向ける必要があるのではないか。 人格者は信頼されます。 信頼関係が生産性の高い仕事を成し遂げる。
考え方はいたってシンプル。 組織も個人も同じです。
ただし、性格や性分を変えるのは大変! 曇る心の鏡を磨き、生えた雑草を抜く作業が必要。
自分の場合は毎日(^^;; その積み重ねがいずれ"積小為大"になることを信じての修行…。
性格に大切な要素が備わっている人は、方法論さえわかればうまくいきます。 特に”素直さ”と”謙虚さ” 素直な人は吸収が早い。 謙虚さはうぬぼれを防ぎ、更なる前進を妨げない、 だから一緒に伴走しながら考えていける。
こちらも「こうあるべき」とか「こうやった方がいい」というような押しつけはしない。 仮に提案や助言する状況だったとしても、あくまでも選択肢の一つとして捉えてもらう。 自らの価値観や考え方の中に選択肢を増やした上で答えを導いてほしいからです。
人格を磨くとは、何もすべてに優れていることではない。 決定的に重要な部分が欠落していないことです。

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