竹内 明仁
~人格と信念・思想が仕事を運ぶ~
「何ができるか」より「誰にお願いしたいか」だから。
今サポートさせて頂いている個人事業主の方たちが順調な滑り出しをみせています。士業の方が7割位を占めますが…。
共通の特徴は、起業・開業前後にすぐに仕事依頼が来ること。
今のところ例外はないです。
実務経験は殆どないのに…。
なぜか?
一番はその方の人柄。
「あなたにお願いしたい!」
初対面でも、その人格に触れると好印象を持ちますね。
共通点は正直・素直・誠実・真摯な人柄。
お客様に教えるだけでなく、自らも学ぼうとする姿勢。
仕事の大小で区別をしない。
そうであれば、回を重ねる度に人間的な信頼関係が深まります。
割と早いうちに…。
以前から知り合いの場合は、独立後に「待ってました!」という感覚で言われるケースもありますね。
加えて、信念・思想です。
思いが強い。
但し、その思いは自分の心の中にしまっておくだけでは勿体ないです。
頭の中に留めておいても整理されにくい。
だから、明文化する訳です。
クレドという自らの信条・理念・憲法に落とし込む。
ミッション・ビジョン・バリューの3要素。
形にした思いは自分だけではなく、関係する方々へも伝えていく。
これが原動力になります。
そして、悩んだ時、迷った時、判断に困った時などに立ち止まって振り返る。
これは、軸がブレないための方法。
軸を持った後に、それに沿ったやり方(戦略)を構築していく。
勿論、「誰に伝えるか」も大事。
自分が儲かることばかり考えている経営者。
トップダウンマネジメントのトップ。
社員を部品のようにしか考えていない社長。
伝わりそうもない人は、最初から対象外でしょう。
人格を磨くよりも力点が知識やスキルに偏りがちですが、逆だと思います。
知識もスキルも実務経験の中で磨かれるものだからです。
じゃあ、スタートラインはどこから入ったら効果的なのか?
「世の中の常識を疑うとは、順番を疑うこと」が多いですね。
