今日も、今年開業された社労士の方との面談。
専門職としてのあり方をお聴きして共鳴しました。
激しく共感できるのはなぜか? "奉仕が先、利益は後"を実践しているから。
紹介でお客様から仕事の依頼を受けた時、"お試し期間"を設けているのだ。 仕事の内容によって、請求するかしないかを判断。
報酬を得る場合は、事前に金額を伝えてから仕事を受ける。
依頼される仕事の内容によって有料と無料を分けているということ。
普通じゃ考えられないですよねー。
「プロなんだから無料で受けるのはオカシイんじゃないか」
そんな声も聞こえてきそうです。
しかし、その信頼の積み重ねで顧問契約に結びつけています。
これにはぶったまげたー!
その方曰く、「目の前に困っている人がいると黙っていられないのよね~」 「料金が、あー安いなぁ~と思っても断れないのよねー」と屈託なく笑う。
Twitter(X)のプロフを見たら、素晴らしい経営理念をもっていらっしゃる。
最大3回までは無料面談を行い、その時点でお互いに納得するかどうかで決まるスタイルをやっているのが自分。
これより奉仕の貢献度が高いんじゃないか!? 学びになりました。 あ、だからといって変えるつもりはないんですよ。
もっと質を上げることに集中しようという気づきに繋がりましたね。
一つ言えることは、最初から契約するかしないかという形式が当たり前になっているのはどうか?ということです。
お互いに信頼関係を築けるかどうか分からない段階から「やるか、やらないか」を決めないと始めない習慣ってどうなのかな?!と考えてみる。
これ、コンサルタントや士業には多いパターンです。
やりかたを優先するとこういうパターンになる気がします。
お互いの考え方や方向性、価値観が合うかどうかを確かめてからスタートするのもアリじゃないかと思うのですが…。
多くが、あり方に目を向けずやり方ばかりを追いかける風潮ですね。 その行く着く先は私利私欲にまみれた世界。
そう、だからこうお伝えしました。 「あり方とやり方は両方必要です。でも別ものです。あり方がない人とはどこまで行っても交わらないと思います」と…。
腹落ちされたみたいです。
何れにせよ、目先の利益に囚われ過ぎず相手への貢献優先の行動は、いつか何らかの形で報われるはず。 いつかは知らんけど…。
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