ちょっと誤解を招く表現かもしれませんが、そこには明確な理由があります。
"自分が成長するための自己投資"
・ここで得たものを他者に還元していくため
還元には3つあります。
1.人格を磨くことでよりよい信頼関係がつくれるための環境整備
2.専門分野の知識とスキルの向上による高い付加価値の提供
3.マネジメントの全体最適のための新たな経営要素の習得
だから、貢献をした上で対価を受け取る関係が必要。
でも、先にくるのは奉仕。
こちらが相手にとって価値を提供できるかどうか判断してもらう時間が必要。
回数や期限を区切って、無償だからといって有益情報の出し惜しみはしない。
無償の有益情報を上回る価値を感じてもらうには自己投資もケチケチしない。
中途半端になるから。
これだ!と思ったものには集中して時間とお金を使う。
普通自己投資は通常年収の5%程度が目安とされます。 以前は15%以上していた時期もあります。
個人事業主や副業をしている人の中には、生活や贅沢のためが結構あります。 一時的には仕方ない場合もあるけど、その先を見据えているかは疑問。 「稼ぐ」という言葉のニュアンスに違いを感じる。
企業でも同じことが言えます。 ・儲けを何に使うのか。
明確な目標がなければ使い途が不透明になるのは当然。
貯め込むだけでいいのだろうか。
貯めることより使うことの方が難しい!
個人の場合とは逆ですね。
不測の事態に備えての内部留保の確保は言うまでもないが、それだけじゃあねー。
効果的なお金の使い方を知らないと世間に公表していると同じかもしれません。
社長がベンツを買う代わりに、快適な職場環境を整えるためにお金を出すとか。 社員さんの成長のための教育を充実させるとか。 将来に向けた製品/サービスの研究開発にお金を回すとか。 適切な設備投資もここに入りますね。
でも、赤字じゃできないだろう! そんな声が…。
・赤字企業はどうしたらよいか?
そういう前に、将来性のある経営計画があるかどうか。
赤字でも金融機関がサジを投げない限り、会社は存続できます。 有望な見通しがあれば融資するところはあるので探す。
そのお金で必ず儲けを出すのです。
トヨタだって創業当初は国内で貸し手がなかった。 ケンタッキーは数百の金融機関を回った。
加えて、普段から金融機関の信頼を得ておくことも実施する。
融資は、借りるまでは一生懸命やるけれど、借りられたらその後の使いみちの報告はしないですね。
これ、銀行等にとっては不安だと思いますよ。
借りたお金を何に使って、それが業績にどう貢献しているか。
知りたいところです。
信頼関係づくりのために、借り手が報告書を手に持って毎月説明に行く。
普段からこういう真摯な姿勢は評価されるはず。
次の時の融資が受けやすくなる効果があります。
最終的な結論はこのひと言。
「儲かりたいのは他者に貢献したいから」 稼ぐには大義名分が必須です。
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