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執筆者の写真竹内 明仁

~女性が会社で働くなる日~

極論ですが、今のままでは女性を現状以上に会社の戦力として活用できる日は永遠に来ないように思える。


その理由。 日本人の無意識のバイアスのせい。

依然としてしぶとく残っているのが"男は仕事、女は家事"と"男尊女卑"

Twitterの投稿からも、主婦が働くことへの亭主の理解不足が窺える。


士業のような専門職として仕事をしている場合も例外ではない。

奥さんが作ってくれた弁当にケチをつけるなら自分で買えばよいではないか。

高熱がありながらご飯の用意をしてくれた料理が気に入らないのなら自分で作ればよいではないか。

ここには女性に対する感謝や敬意が感じられない。

みなさんはどう思いますか?


ごく普通に家庭で起こっている出来事が「一を見て十を知る」

これが、日本では女性の活躍が進まない根本原因だと思います。


女性躍進と旗を振っても企業の管理職割合はなかなか増えない。 シンママがしっかり働ける機会がない。 ハラスメントの横行。 育休後のフォロー体制が不十分など。

いろいろありますね。

ある意味社会から選択肢を奪われた彼女たちはどこへ向かうのか?

いや、もう走り出しています。

「自分で稼ぐ」

これだけネットビジネスが盛んな時代。 スキル+女性の視点+きめこまかなフォローでかなりの収入を得ている人が急増。


ブロガー、ライター、イラストレーター、WEBマーケッターなど。 すべて在宅で完結する仕事ですよね。

今後もっと増えると見込んでいます。

能力が外に出ていかない現象が…。

こういうのを宝の持ち腐れというのではないでしょうか。


じゃあ、代わりの働き手をどうするか? 外国人を雇用するのはどうか。 ここで第2の無意識バイアスが登場する。

"欧米人には下手に出るが、他の外国人には上から目線"

どうですか?

国の施策では機能しないだけに、各企業が本気になって取り組まないと女性から逃げられる。 行政機関だって女性進出は進んでいないですね。


だとしたら、人手不足を声高に叫んでいる企業はどうするのか。

片手間な労働力として女性を観ている限り、いつまでも解決しないでしょう。


働きやすい職場環境を整えなければ、男性からだってそっぽを向かれる。

外側を見て嘆く前に、自社という内側に指を向ける理由がここにあります。



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