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  • 執筆者の写真竹内 明仁

~守・破・離のどの位置で勝負するか~

ご存知の通り、世阿弥の名言。

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。

「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。 「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。 とあります。


これを現代の厳しい条件に当てはめてみると、 「守」は模倣。 「破」はプラスアルファ。 「離」は独自性。 という観方もあるかな?!と思います。


つまり、「守」は完全なレッドオーシャン市場。

その業界の範囲内でしか考えないため、価格競争に巻き込まれて疲弊していく。

資本力がある大手でも利益率が上がらないのは、どうしても思考が狭くなるから。


「破」はレッドオーシャンからブルーオーシャンへ移行する途中段階。

では、中小企業が開発した製品を大企業が参入して市場を奪っていくことは「破」にあたるのだろうか。

あるいは、先行投入した製品に多少の機能を加えて販売する二番手戦略はどうなのだろうか。

一時的には成功しても次々と参入してくれば、そこはまたたく間に火の海となる。

瞬間最大風速しかない「破」ということだろうか。


本来「破」はイノベーションに入る所。

目まぐるしく変化を繰り返しながら“短期的な破”を追い求めていくことなのかもしれない。


一方、「離」は捉え方によっては発明に近いめったに起きない現象と見る向きもあります。

そうだったら、機会はスゴく減ってしまう。

独創的であり競争相手がいないことは、間違いなくブルーオーシャンという独断場で泳ぎ回るわけだから、そう簡単にマネできない。

ある程度長期に渡って続くもの。

この辺りの境い目がややこしい!

シルク・ドゥ・ソレイユのように、いくつかの他業界から取り入れた結果、「離」に行きついた例はどうだろうか。


他業界の中から自社で取り入れられるものを探し出し、自分の業界から抜け出して新しいカテゴリーを創り出す。

これが現代の独自性にあたるんじゃないか。


独自性を望むなら、マインドセットが必要になる。 そのために日常でできることは何か?

自分や世の中の常識に「これでいいのか?」と問うこと。 その積み上げがパラダイムシフトを起こす。


始まりは"観察力を磨くこと" 観察力を磨くには好奇心がセットでついてくる。

観察力→洞察力→仮説力のプロセスの中で新しい視座・視点が生まれるのではないでしょうか。



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