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~差別化はするものではなく成るもの~

執筆者の写真: 竹内 明仁竹内 明仁

普通は仕掛ける側が意図的に図るのが差別化。 これはこれで悪いことではないです。


しかし気をつけたいのは、それはなぜ、何のためにやるのか?

相手方がそこから得られるものは何か? ハッキリした理由と目的、期待できる成果が明確になっているか?

それとも、自社の優位性を示すため? 私利私欲を満たすため?

そこに感じる価値は自社都合の産物?

決めるのはお客様じゃないでしょうか。 自己都合を重視したブルー・オーシャンって長期的に受け入れられるのか?


今日面談した開業間近の社労士さん。 そこのところをちゃんと理解していました。 「会社で働く全員が成長し幸せになるための架け橋になりたい」 「結果、会社が発展し幸せに働く人が増えることで地域の活性化に貢献したい」


彼女は意識していませんでしたが、この想いはそのまま差別化になります。 だって、こういうミッション・ビジョンを掲げている社労士はほぼいないから。

昨日も散々言ってしまいましたが、法令による管理だけに目を向けている限り、出てこない発想です。

あとは、そのあり方に沿ってやり方を考え行動していくのみです。

軸が決まっているとブレないから強い。


じゃあ、経営者はどちらを望むのか? もちろんタイプにもよります。 社員さんを部品や機能として扱っているトップには通じないでしょう。

それはそれで「いいんです!」 タイタニックに一緒に乗らなくても。


少なくても、社員さんを人として考える社長なら…。 素直で正直な経営者なら…。 変化しないことへの危機感をもっていて変えようというトップなら…。

どちらが自社にとって大切なのかの判断がつきます。


だから、多少意識の高い経営者の集まりだけに特化してアプローチするのです。 理念に賛同してくれる可能性が高い場所で自分らしく振る舞えばいいのではないか。 現状の顧問に不満を抱いている方々からお声がけがかかるのは遠い日のことではないでしょう。


次回から正式なサポートに入らせていただきますので身の引き締まる思いです。



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