某会社主催のセミナーを受講しての思い。テーマは【心理的安全性の構築方法】実現に必要な方法や仕組みについて、複数の専門家が登壇。
心理面なので、感情に配慮しながら進めていくのがキモ。個人的な観方です。 人の話をちゃんと聴く。言いたいことが言える雰囲気をつくる。多様性を認める。助け合いが当たり前の風土醸成など。
ここに反映されるのは人の心。人間力と言い換えれそう。 しかし、現在の人間力を磨かなければ事が成就しないという意味とは違います。既に人が持っている良心(明徳とか良知)を如何に発揮するか。並びに相手からは出してもらえるか。
他者との関わりがあるから生きていられるのは人間の共通点。であれば、自己都合に偏った判断を減らすことが大切。
例えば、短所より長所を観ることで人は良い面を出すようになります。認められた部分は更に伸びます。皆よいところを持っていると思えるのは利己主義の対極ではないでしょうか。
しかし、心の鏡が曇っていたり、雑草が生えていると、人の良心は出て来ないもの。清めた心で接する状況を増やすために修養として聖人からの学びがある。
相手の心理を性善説で観る心が原点。その延長線上にあるのが仕組み。外国からの輸入理論だけでなく、本来の日本人の本性にこそ目を向けていこうと再確認する場でもありました。
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