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執筆者の写真竹内 明仁

~格差を縮める視点~

格差社会と言われて久しいが、いろいろな視点があると思います。


先ず、学歴を格差とみなすのか。

"優秀"という字は、優しさに秀でると書きます。 人の立場や気持ちを考えることができ、思いやりに秀でた人が優秀。 学歴は関係ないですね。


優秀な人は職場の雰囲気をよくします。 職場の雰囲気がよくなれば、快適に働けます。 快適な環境は生産性を上げます。 立派な貢献だと思いますよ。


能力の差についてはどうか。 そもそも何を指して能力なのでしょう。 戦略や戦術も大事だけど、リーダーシップ、コミュニケーション、セルフマネジメント等は、それらの根っこになるもの。 これらも学歴は無関係でしょう。


学校時代に勉強しなかった人が社会人になって学ぶ場合があるし、その逆も然り。 士業の中には、中卒の方も見受けられます。 この方たちは、自らの学ぶ姿勢で未来を切り開いている。


採用する側が、学歴やタスク処理能力に偏った観方をするなら、自らの強みを見つけて活かす方向へ舵を切る。

格差社会は、確かに組織の閉塞感が生み出したものかもしれない。 でも、自助努力でそれを打破することも可能。 両方とも他責にしないでお互いの本質を捉えれば縮まると考えるのは自分だけだろうか。



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