経営は何で成り立っているか。現場で働く人たちの実践にかかっているのだと思います。
どんなに素晴らしい戦略や仕組みをつくっても実働部隊が動かなければ機能しない。このシンプルな事実が意外と見逃されやすいように思います。
現場を観察しなければ内情を理解できない。コミュニケーションが希薄な場合は意識のギャップが拡がるばかり。
これは、組織内部にも外部協力者にも当てはまる共通点。 現場の人たちの背景を知らずに正論を振りかざしても反発を招くだけ。そりゃ、そうですよね。毎日その場にいるのは実践者だけですから。
では、外部サポーターとしてはどうするか。 仕事の内容には口を挟まない。あくまでも、抱えている課題や悩みを解決する糸口の提供に終始します。相手が自分で答えを導き出せるような道筋をつくること。
これを続けていると、信頼されるに連れて顧客側から仕事の中身についても相談が来るようになるから不思議!? その際にも「こうした方がいい、ああしたらどう?」とは言わない。「どうしたらいいと思う?」が先。
経営層の場合は、最初から解決策を求めてくるときもあるので対応の仕方はその都度様々ですが(^^;;
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