今日面談した方は、障がい者と健常者の共存社会実現に熱い想いをもっている社労士。 まだ開業したばかりのホヤホヤです。
障害年金は障がい者にとっては重要な経済手段。 これを仕事の柱にすることは社会的に重要な意味を持つ。
しかし、一つ大きな壁が…。
申請から承認されるまでの期間の長さだ。 申請者が増えているにも拘らず承認者の人数は変わらない。 今なら1年くらいの覚悟が必要。 その間社労士にも経済的負担がかかる。 成功報酬型だから。
もう一つ仕事の柱をもつのはどうか? それも、障がい者と社会のかけ橋になるものを。 想いを聴いたあと問いかけたこと。
具体的には特別支援学校で父兄対象に障害年金のセミナーを開く。 そこからの個別の問い合わせ用の窓口となる。
もう一つは就労支援施設での保護者宛。
ここで年金申請が漏れているケースを拾い上げる。
病院や鍼灸院にも需要がありそう。
院内でのカンファレンスや鍼灸師へのアプローチによって間口を広げる。 ここまでは、障がい者と国のかけ橋。
さらに、企業に働きかけ雇用を増やす活動をする。
日本では傷がい者の法定雇用率がなかなか守られない現実があります。
障がい者さんの強み、例えば同じ作業を集中力を切らさずに長時間続けることができるとかを粘り強く企業側に伝えていけるか。
同時に、施設で働くスタッフさんのメンタルケアにも目を配る。 ストレスを軽減し、働きがいを高めるのが目的。 この部分は障がい者と社会のかけ橋と言えるのではないか。
この形が実現すれば点→線→面に広がりそう。 障がい者を起点に年金受給が点。 会社での雇用と関わるスタッフさんのフォローはそれぞれの線。 全部合わせれば面になるのではないか?
こちらが答えを言うのではなく、事例を出しながら当事者に考えてもらう。 本人の希望や要望を加味してさらに何をしたいのか、何ができるのかを整理してもらう。
出てきたのは未来に向かうビジョン。 ビジョンに向かって今何をするか。 まとまったようです。
明日は、地域に障がい者と健常者が一緒にトレーニングできる施設をつくりたい若者との対面。 キーワードは"歩行" 楽しみです!

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