4ヶ月目で独自の方向性が見えて来ました。開業サポートをさせていただいている社労士の方です。
この時期に自分の強みを見つけて歩む道が決まるというのはかなり早い。
キャッチフレーズは"数字に強い社労士”
理系卒で製造業経験から元々数字には強く、しかも好きという。
確かに社労士では珍しいタイプ。
社労士の仕事の一つに給与計算がありますが、得意の人は少ないらしい。文系の資格だからでしょうか⁈
しかも、計算ミスが多いとも…⁈
今はいろいろなソフトがあるので、開業直後でも手をつけやすいかもしれませんね。
但し、ここで終わったら同業者と同じ。
次は賃金設計に舵を切る。
給与は固定費の中でも一番比重が高いのが普通です。
ここを押さえれば合理的な賃金体系ができます。
根拠に乏しい漠然とした取り決めから体系的な仕組み化へ。
経営者のモヤモヤ感が晴れるかもしれません。
給与計算というできて当たり前の作業から、「ありがとう」と言ってもらえる仕事への転換とも言えそうです。
仕事量にもよりますが、スタッフを雇用するタイミングの可能性もありますね。
このノウハウを活かして"どんぶり経営”
の改善に乗り出す。
イメージは、和仁 達也さんが主催している【キャッシュフロー・コーチ】
過去会計ではなく、毎月の数字をはめ込んで先を見る未来会計に導く。
利益から売上までをA4の紙1枚で図式化。
予測数字を入れ、検証しながら今後の対策を打ち出していく簡単明瞭な方式です。
数字をこう捉えると点が線として繋がり面に至る。
給与計算と賃金設計で線となり、キャッシュフロー改善によっておカネの流れの全体最適への面となる。
ここまで来れば経営への貢献度が高くなり、感謝の度合いが増すと思います。
"数字に強い社労士”→"数字で語る社労士”へ昇華と言ってもよいのではないか。
これからの士業は、今までは分業化されていた分野に飛び込んでいく発想が大事だと考えています。
もちろんそれぞれの法は遵守しながら。
労務専門の社労士が組織や人材の開発、マーケティング、営業、会計などへ。
顧客から感謝される仕事は何か?
自分都合で考えるより経営者からヒアリングしながら見定めるのもアリでしょう。
そこに自分の得意や好きを擦り合わせる、そんなあり方が必然的な差別化になるような気がします。
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