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執筆者の写真竹内 明仁

~生物生態学に学ぶ"弱者の戦略"~

人間以外の生物の方が賢い部分があると感じた一冊。 生物が生きる目的は、エサの獲得と子孫を残すこと。

あの手この手を使って必死に目的達成を目指します。


ガのように、天敵が少ない夜に行動してリスクを少なくしている昆虫。 植物にも夜しか花が咲かないものがある。

昼間は昆虫の種類は多いが、咲いている花も多いので、ライバルを避けて花粉を運んでもらう。


繁殖力が強く、種子を遠くまで飛ばせる西洋タンポポ。

受粉せずに種子を作れるから一年中花を咲かせる。

だから、道端でも咲く。でも、夏場には他の植物の陰になって枯れてしまう。


日本タンポポは、自然の多いところで咲く。

ところが他の植物も多く、夏には草がうっそうと生い茂る。光が届かない。 そこで、他の植物が生育しない春のうちに花を咲かせる。夏場は自ら葉を枯らせて休眠に入る。


これらは競争相手に対して"ずらす戦略" 会社や個人事業の方向性としても活用できる気がしませんか。

これにちょっとハマったので、今度はまた違う戦略を紹介しようと思います(^^)



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