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  • 執筆者の写真竹内 明仁

~北風と太陽のあり方から学ぶ~

「今日は若手の意見を聞きたい。普段思っていることを遠慮なく言ってくれ」と経営者が言う。 ここには(但し、耳障りなことは除いて)が省略されている場合が多い(^^;;

事実、耳の痛い話になると、みるみる不機嫌になる。 そこで発言者が初めて気づくのは「そうか、忖度しないとアカンかったな」

これが蔓延すれば、忠臣のフリをした佞臣や奸臣がはびこる結果になります。


普段部下がいろいろ進言しても聞く耳を持たない社長もこの類い。

いずれ部下は言わなくなり、社長は「ウチの社員は言われたことしかしない」と勝手に錯覚の世界で迷走する。


大手の会社だと事前に根回しがあり、あらかじめ質問事項を決めて「この内容で質問してください」なんてことも…。

これでは、当然本音は出てこない。

いずれも"裸の王様"の範囲に変わりはないですね。 自らの権力を正しい行使と思い込み、ねじ伏せる結果になります。

だから『北風』


『太陽』は、部下自身が動きたくなる場づくりをします。 愛と労りと思いやりを注ぎます。

結果的に、トップと現場の垣根が低くなります。

言いたいことを言える安心・安全な場ができあがる。 組織内は主体的な環境になり、自立型に変わっていきます。


「言うは易し、行うは難し」 はい、仰る通りです(^^)

だから、トップが人格を高めない限り実現しないのでしょうね。 人格磨きをしない人は経営者になる資格がないと言えば極論でしょうか。


昨夜遠方より来たる朋は、見事に周りの人が自ら動きたくなる働きかけをしていましたね(^^) 自分から雰囲気づくりの先頭に立っていた…。(^^)

これがいい意味での“巻き込み力”



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